2010年05月14日

ハワイの恋

この前、ある会合で、若いウチナーンチュから、

「沖縄ホテルっていつからあるんですか?」と聞かれました。

「昭和16年(1941年)だよ」と答えると「え〜、戦前ですか?」と、とても驚かれてね〜。

そこから沖縄ホテルの歴史を、泡盛酌み交わしながら、語り始めたわけ。そしたら、

「この話し、絶対面白いです。沖縄観光の原点や沖縄の戦前、戦中、戦後のことがよく

わかります」って真剣な顔して言うんだよね。

同席していた若者たちにも「みんなに知らせるためにブログにぜひ、書いてください」っ

ていわれてさ。「続きはブログ楽しみにしてますから」って言われてね。だったら書いて

みようかなって思ったので、ヨンナヨンナ(ぼちぼち)やっていこうかなってね、思った

わけ。泡盛片手なので、文の乱れは、大目にみてね(笑)。


私、宮里一郎のルーツは名護市羽地。

明治時代の終わりか大正時代の初めの頃、おじいさんのおじさんが大志を抱いてハワ

イに移民して働いていたわけ。そこで、神戸の旅館「えびす屋」のお嬢さんと出会って

ね。この家は、旅館業を営みながらキリスト教の教会をしていて、お嬢さんは宣教師と

してハワイに赴任していたんだね。そこで、青年だったおじいさんのおじさんとお嬢さ

んは恋に落ち、結婚。えびす屋の婿として神戸で暮らすようになったわけ。これがすべ

ての始まりっていうわけ。

         続きは次回ね〜。



Posted by 琉球の祭典 at 22:05