ハワイの恋
この前、ある会合で、若いウチナーンチュから、
「沖縄ホテルっていつからあるんですか?」と聞かれました。
「昭和16年(1941年)だよ」と答えると「え〜、戦前ですか?」と、とても驚かれてね〜。
そこから沖縄ホテルの歴史を、泡盛酌み交わしながら、語り始めたわけ。そしたら、
「この話し、絶対面白いです。沖縄観光の原点や沖縄の戦前、戦中、戦後のことがよく
わかります」って真剣な顔して言うんだよね。
同席していた若者たちにも「みんなに知らせるためにブログにぜひ、書いてください」っ
ていわれてさ。「続きはブログ楽しみにしてますから」って言われてね。だったら書いて
みようかなって思ったので、ヨンナヨンナ(ぼちぼち)やっていこうかなってね、思った
わけ。泡盛片手なので、文の乱れは、大目にみてね(笑)。
私、宮里一郎のルーツは名護市羽地。
明治時代の終わりか大正時代の初めの頃、おじいさんのおじさんが大志を抱いてハワ
イに移民して働いていたわけ。そこで、神戸の旅館「えびす屋」のお嬢さんと出会って
ね。この家は、旅館業を営みながらキリスト教の教会をしていて、お嬢さんは宣教師と
してハワイに赴任していたんだね。そこで、青年だったおじいさんのおじさんとお嬢さ
んは恋に落ち、結婚。えびす屋の婿として神戸で暮らすようになったわけ。これがすべ
ての始まりっていうわけ。
続きは次回ね〜。